卓越したプロの技術
修理自体はかねてより店頭にてお受けしておりましたが、このたびより郵送修理を含めまして全国的にどこからでもいつでもどんなものでもお受けさせて頂くようになりました。
全国トップクラスの技術は現在までに数千というグローブなどを修理・レストアさせて頂いた実績によるものです。
常に球児たちに寄り添い、親身に蔭で支える愛情から信頼と安心も生まれます。
修理させて頂いた実績の一部をご紹介いたします。
メーカー/レーベル名 | ZETT |
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種別 | 硬式キャッチャーミット |
見積り金額 | 29,104円(税込み) |
確定金額 | 29,104円(税込み) |
お客様ご要望
・裏革(ヘリ革総交換)・捕球面ミシン縫い直し ・グラブレース総交換 (ベルト部分交換の可能性あり) |
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完成修理内容
・裏革総交換(ヘリ革総交換)・捕球部分革入れ補強 ・ベルト部分交換 ・グラブレース総交換 スタッフコメント 裏革の交換は一旦背面の指入れ部分を外してから新たに裏革を取り付けます。 裏革の色は特に指定されていませんでしたので、本体に近い色を選択しています。 捕球面が想像以上に薄かったので、革入れ補強を行いウェブ下部のミシン縫いで固定しました。 ベルト部分は親指側付け根部分が硬化して切れてしまっていたので、硬化した部分を新しいものと取り換えて無事な部分とミシンで縫ってつないでいますが、縫い目が目立たないようベルトが見えないところで広めにしっかりと縫い合わせています。 ヘリ革は同色を希望されていましたが、ちょうどよい色がなかったので近い色として茶色を選択(もう少し濃い色があればよかったのですが…)、捕球面革と背面側(手首部分含む)それぞれのヘリ革を交換しました。 |
メーカー/レーベル名 | アシックス ゴールドステージ スピードテックSC |
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種別 | 硬式グラブ |
見積り金額 | 7,000~8,000円(税込み) |
確定金額 | 7,909円(税込み) |
お客様ご要望
・ムートンの交換・ベルト部分(手首部分)ヘリ革交換 ・紐交換の必要があれば、黒からタンに変更 スタッフコメント 手入れ時の違和感が気になるので手首部分のヘリ革とムートンの交換を希望されました。 グラブレースの劣化も見られたため交換の可能性があるとお伝えし、グラブレースの色(もともとの色に近いものか新しく変えた色に近いものか)を確認したのち作業に取り掛かりました。 |
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完成修理内容
・ムートン交換(ヘリ革部分交換)※ヘリ革はベルト部分周辺を交換 ・修理時にあごレースを外すに伴いグラブレースの変更 スタッフコメント 手首部分だけ(実際にはムートン交換を行うのでベルト部分です)のヘリ革交換はヘリ革の新旧が目立ちやすいのと(そのままだと親指側のカーブあたりで新しいヘリ革からそれまでのヘリ革の境界線ができます)、背面人差し指部分のヘリ革が劣化して擦り切れ始めていたのが見受けられたので背面のヘリ革交換をお勧めして了承を頂いた上で交換しています。 ムートンの毛の長さはそのままの使用ですが、少し短くカットしたほうがいいのか迷います。同じ長さでカットできると保証できないので。 |
メーカー/レーベル名 | ZETT プロステイタス |
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種別 | 硬式キャッチャーミット |
見積り金額 | 4,950円(税込み) |
確定金額 | 4,950円(税込み) |
お客様ご要望
・小指かけの破れ修理スタッフコメント ご依頼の少し前に練習で使うための急ぎの修理を相談されたお客様が日を改めてご来店。 小指かけの破損修理をご依頼されました。 |
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完成修理内容
・小指かけ全交換スタッフコメント 指かけは(親指かけのロングなど例外はありますが)平裏部にミシンで縫い付けているため、交換時に平裏(キャッチャーミットだと背面部)がミシンで縫えるようグラブレースを一部外した状態で作業にかかります。 作業自体は指かけの形にカットした革を用意して縫い付けるだけなのですが、そのための準備が必要でどうしても時間はかかってしまいます。 それでいて指かけは劣化のしやすい部分なので、丁寧に手入れしたグローブでもない限り指かけの細長い部分(特に根元近く)は硬化しているものが多いです。 店で買い取ったものは(交換はやはり販売価格に影響して、見た目の割に高いグローブになってしまうので。 もちろん破損しているものは別ですが)応急処置的に汚れを落としてオイルで柔らかくしたりしますが。 |
メーカー/レーベル名 | ハタケヤマ KDFシリーズ |
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種別 | 硬式グラブ |
見積り金額 | ~25,000円(税込み) |
確定金額 | 21,054円(税込み) |
お客様ご要望
・平裏総交換・ヘリ革交換(手首部分) ・紐をタンから黒に変更 スタッフコメント 平裏がかなりがさついているので平裏の交換と手入れ部分のヘリ革の交換、グラブレースを黒色に交換したいとのご依頼でした。 |
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完成修理内容
・平裏総交換(ヘリ革総交換)・グラブレース総交換 スタッフコメント 平裏の交換に伴いグラブ本体と内部をつなげているヘリ革を外すので、平裏を交換するときは捕球面側を除いたヘリ革も交換になります(正確には背面側の一部も残しています)。 グラブレースを黒色に変更したことで、引き締まったような印象を受けます。 |
メーカー/レーベル名 | 久保田スラッガー/オーダー |
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種別 | 硬式グラブ |
見積り金額 | 17,600~20,900円(税込み) |
確定金額 | 19,250円(税込み) |
お客様ご要望
・全紐交換・ヘリ革交換 ・グリス補充 ・ラベル交換 ・平裏部のひび割れ研磨 スタッフコメント 息子さんが使うから使いやすいようにとおっしゃられていました。 |
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完成修理内容
・グラブレース総交換(5本)、指間部分は短めにして余りは長く。・ヘリ革部分交換(~50cm)、手首部分~背面部分の交換、色は元の色に一番近い色をご希望。 ・グリス補充 ・平裏研磨、硬化した部分の表面を薄く削る程度に ※ラベル交換はキャンセル スタッフコメント 大変申し訳ありませんが当店では新しいラベルがご用意できないのと、立体的なものなどの特殊なラベルが増えたこともあり、ラベル交換は基本的にお断りしています。 指のグラブレースはその人の使い方によって指の間隔などの長さが違っているのでグローブの開き癖に合わせて通したりもしますが、基本的には指と指の間の間隔を短くして小指側の余りを長くとり、最終的にはお客様が調整してもらえるようにしています。 ヘリ革は手首部分が擦り切れることが1番多く(次に背面の人差し指部分)交換依頼が多いのですが、ベルト部分(手首側)だけの交換も可能ですが、他にも人差し指や背面手首部分の小指側なども傷んでいたり硬化していることも多いので、劣化してダメになるたびにちょっとずつ交換するより周辺をひとまとめに交換するほうが結果的にお得なので背面側の手入れ部分周辺の交換をお勧めしています。 平裏研磨は金額的にもお手軽でお勧めなのですが、平裏の革を削るのでやりすぎると厚みがなくなり捕球時の衝撃など使用感に影響してしまうので、加減が難しいです。 |
メーカー/レーベル名 | アサダスポーツ |
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種別 | 硬式グラブ |
見積り金額 | 10,670円(税込み) |
確定金額 | 9,959円(税込み) |
お客様ご要望
・ウェブ下部の破れ修理・捕球面革入れ補強(グリス入れ) スタッフコメント ほかにもヘリ革や背面手首部分親指側の変色部分の修理も希望されていましたが、修理期間がかかってしまうので最終的に実使用に影響のある破れとグリス入れを優先されました。 また、ウェブ修理時にウェブレースを白色に変更してほしいと希望されていました。 |
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完成修理内容
・ウェブ下部破れ修理(ウェブレースを茶色から白色に変更)・捕球面革入れ補強(グリス入れ) スタッフコメント ウェブ下部は破れのほかに中央部に穴が開いていましたので、破れ部分周辺に革を入れて補強しミシンで縫い合わせています。 破れ修理の際は極力本体色に近い色の糸やあて革を使用しますが、もしなかった場合は工房内にある革で一番近い色を使用しています。 もっともメーカーや革の種類によって同じ色でも微妙に色が異なるので、完全に一致させるのはほぼ不可能ですが。 長年使用したグローブはグリスの減少や固化によって捕球面と平裏が離れてしまい、捕球面の浮きなどの原因になります(他にも元々ある補強の革の接着が時間経過ではがれてしまい、本体とグリスで張り付いた補強の革付きの平裏で浮いてしまうこともあります)。 |
メーカー/レーベル名 | ZETT ダイナゼット |
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種別 | 軟式グラブ |
見積り金額 | 10,450円(税込み) |
確定金額 | 10,450円(税込み) |
お客様ご要望
ウェブ下部の破れ修理・グラブレース全交換 スタッフコメント グローブ自体が古いもので通常の破れ修理ではすぐにまた破れてしまう可能性があることから、ウェブの破れた部分を交換したほうが良いかもしれませんとお客様に提案、ご了承を頂けたのでウェブの部分作成になりました。 |
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完成修理内容
・ウェブ部分作成・グラブレース総交換 スタッフコメント 古いグローブや状態の良く無いグローブを修理する場合、破れやその周辺部分も革が痛んでいることも多く、まれに破れとその周辺を縫い合わせても縫った針穴から破れてしまう可能性があるため、ウェブの破れなど破れ個所が小さな部品の場合には今回のように縫い合わせる修理ではなく部分作成を提案させていただく場合があります。 新旧の革の違和感は出てしまうのですが(今回はたまたまほぼ同色の革がありましたので違和感はそこまで大きくありませんが)、ウェブ下部の紐通し部分などの破れやすい部分は破れを縫い合わせるよりも頑丈になるのではないかと思います。 今回もいつも通りのグラブレース交換…といいたいのですが、グローブ1つ1つに紐の通し方に特徴があり、今回は特にウェブ部分の紐の通し方が特徴的だったので、できるだけ元の通し方と同じ通し方になるようにグラブレースを外す際に一つ外しては記録用に写真を撮り…を繰り返して、確認しながら通していくこともあります。 |